血煙(読み)ちけぶり

精選版 日本国語大辞典 「血煙」の意味・読み・例文・類語

ち‐けぶり【血煙】

幸若・屋嶋軍(室町末‐近世初)「血けふりがばっとたち」

ち‐けむり【血煙】

〘名〙 ほとばしる血、激しく飛び散る多量の血を煙にたとえた語。ちけぶり。〔日葡辞書(1603‐04)〕

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デジタル大辞泉 「血煙」の意味・読み・例文・類語

ち‐けむり【血煙】

人を切ったときなどに、ほとばしり出る血を煙にたとえた語。血けぶり。「血煙をあげて倒れる」
[類語]血しぶき・返り血血糊血反吐血潮流血

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