蟻塔草科(読み)ありのとうぐさか

精選版 日本国語大辞典 「蟻塔草科」の意味・読み・例文・類語

ありのとうぐさ‐か ありのタフ‥クヮ【蟻塔草科】

〘名〙 双子葉植物の一科。約六属一二〇種あり、広く世界中に分布するが、特にオーストラリア周辺に多い。水生草本が多いが、ときには低木もある。葉は互生、対生、輪生で、托葉がなく、水生のものでは根系がよく発達している。花は主軸に単生するか、または、円錐花序をなし、両性または単性。普通四数性。花弁は八個ないし四個、ときとしてこれを欠く。がくは子房に合着し、通常不顕著。日本にはアリノトウグサと、キンギョモの類の二属が自生している。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android