蟠り(読み)ワダカマリ

デジタル大辞泉 「蟠り」の意味・読み・例文・類語

わだかまり【×蟠り】

心の中にこだわりとなっている重苦しくいやな気分。特に、不満・不信疑惑などの感情。「蟠りを捨てる」「互いに何の蟠りもなく話し合う」
心に悪い考えのあること。
「其の心ざし―もなく清く流るる水にひとしく」〈浮・栄花一代男〉
[類語]しこり隔たりげきギャップ疎隔懸隔不一致ずれ行き違い食い違い相容れない対立もやもや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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