螺子・捻子・捩子・螺旋(読み)ねじ

精選版 日本国語大辞典 「螺子・捻子・捩子・螺旋」の意味・読み・例文・類語

ねじ ねぢ【螺子・捻子・捩子・螺旋】

〘名〙 (上一段活用動詞「ねじる(捩)」の連用形の名詞化)
① 物をしめつけるのに用いる、螺旋(らせん)状の溝のあるもの。また、その溝。外側に溝のある丸棒状のものを雄ねじ、内側に溝があるものを雌ねじという。〔和英語林集成(初版)(1867)〕
水道の栓、電灯のスイッチ、時計のぜんまいを巻く部分など、螺旋状またはねじるような仕組みになった箇所。また、その仕組み。
米欧回覧実記(1877)〈久米邦武〉一「夜は螺旋(ネヂ)を弛めて火を点ずれば」
③ 「ねじくぎ(螺子釘)」の略。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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