螺子が緩む(読み)ネジガユルム

デジタル大辞泉 「螺子が緩む」の意味・読み・例文・類語

螺子ねじゆる・む

規律がゆるんで、だらだらしている。緊張を欠く。「とかく春休みは―・む」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「螺子が緩む」の意味・読み・例文・類語

ねじ【螺子】 が 緩(ゆる)

かたくしまっていた螺子(ねじ)②がゆるくなる。また比喩的に、緊張がゆるんでだらしなくなる。たるむ。
※名張少女(1905)〈田山花袋〉七「丁度螺旋(ネヂ)が緩んで止り際になった時計のやうに」
青鬼の褌を洗ふ女(1947)〈坂口安吾〉「彼は年老い涙腺までネヂがゆるんで、よく涙をこぼす」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android