蝶形(読み)ちょうがた

精選版 日本国語大辞典 「蝶形」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐がた テフ‥【蝶形】

〘名〙
① 蝶の形。
湯葉(1960)〈芝木好子〉「湯葉は黄褐色に縮れて蝶形に結ばれ」
② 紙で蝶の形を折り、祝儀銚子(ちょうし)提子(ひさげ)などに装飾としてつけるもの。蝶花形(ちょうはながた)。蝶。
※幸若・夢あはせ(室町末‐近世初)「しろきへいじをてうがたにくちつつませ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「蝶形」の意味・読み・例文・類語

ちょう‐がた〔テフ‐〕【×蝶形】

蝶がはねを開いた形。「蝶形に結ぶ」
蝶花形ちょうはながた」に同じ。

ちょう‐けい〔テフ‐〕【×蝶形】

のような形。ちょうがた。「蝶形花」

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