蝶々さん(読み)ちょうちょうさん

世界大百科事典(旧版)内の蝶々さんの言及

【蝶々夫人】より

…アメリカの作家ロングJohn Luther Long(1861‐1927)が,明治中期の長崎を舞台に書いた小説《蝶々夫人》(1898)を,D.ベラスコが戯曲化したものに基づいている。長崎に寄港したアメリカの海軍士官ピンカートンと結婚した芸者〈蝶々さん〉は,帰国したピンカートンが戻るのを子どもとともに待っている。3年後にピンカートンは夫人を伴って訪れ,裏切られたと知った蝶々さんは子どもを残し自害する。…

※「蝶々さん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」