蛮人(読み)ばんじん

精選版 日本国語大辞典 「蛮人」の意味・読み・例文・類語

ばん‐じん【蛮人】

〘名〙
① 野蛮な人。未開人
随筆独寝(1724頃)下「塩龍といふ物蛮人の養ふ所のもの也」
② 「なんばんじん(南蛮人)②」の略。
※財政経済史料‐七・経済・外国通商・漂着船・貞享二年(1685)六月二日「蛮人ジュアンバッテレス・マニャルキャル弍人を始、四拾七人乗組」

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デジタル大辞泉 「蛮人」の意味・読み・例文・類語

ばん‐じん【蛮人】

野蛮な人。

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普及版 字通 「蛮人」の読み・字形・画数・意味

【蛮人】ばんじん

南方の蛮人。〔顔氏家訓勉学〕齊に宦參田り。本(もと)蠻人なり。年十四五、初めて寺(こんじ)と爲り、(すなは)ち學を好むことを知る。

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