蛙鳴蟬噪(読み)あめいせんそう

四字熟語を知る辞典 「蛙鳴蟬噪」の解説

蛙鳴蟬噪

カエルセミが鳴きさわぐこと。転じて、議論文章などがへたなことのたとえ。騒がしいばかりで何の役にも立たないこと。むだな言いまわしが多くて、内容がとぼしいこと。

[活用] ―する。

[使用例] 成程彼輩においては二十三年までは国会とか憲法とか蛙鳴蟬噪するの自由を有することもあるべし[徳富蘇峰*明治廿三年後の政治家資格を論す|1884]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android