虱蠅(読み)シラミバエ

デジタル大辞泉 「虱蠅」の意味・読み・例文・類語

しらみ‐ばえ〔‐ばへ〕【××蠅】

双翅そうしシラミバエ科のハエ総称。体は小形で扁平はねは退化的で、鳥類哺乳類外部寄生する。馬・牛などの吸血害虫のウマシラミバエが代表種。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「虱蠅」の意味・読み・例文・類語

しらみ‐ばえ ‥ばへ【虱蠅】

〘名〙 ハエ(双翅)目シラミバエ科に属する昆虫の総称。体長八ミリメートル以下の小形種が多い。はねは退化していて、ないものもある。鳥類や哺乳類の羽毛間に寄生し吸血する。体が扁平で習性もシラミに似ているところからの名。ウマジラミバエ、ヒツジジラミバエなど。日本には二三種が分布

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android