虫の知らせ(読み)むしのしらせ

精選版 日本国語大辞典 「虫の知らせ」の意味・読み・例文・類語

むし【虫】 の 知(し)らせ

なんとなく良くないことが起こりそうな気がすること。予感がすること。
洒落本・真女意題(1781)「氷川から来た子と名ざしよふしたも、大かた虫のしらせだろう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「虫の知らせ」の意味・読み・例文・類語

むし‐の‐しらせ【虫の知らせ】

よくないことが起こりそうであると感じること。
[類語]予感直感第六感耳聡い耳が早い早耳地獄耳目聡い目が早い先見の明予覚炯眼けいがん飛耳長目敏感鋭敏明敏さと犀利さいり気が利く嗅ぐ嗅ぎ付ける嗅ぎ出す嗅ぎ当てる嗅ぎ取る嗅ぎ分ける虫が知らせる機敏俊敏賢い鋭い賢しい過敏利口利発聡明怜悧れいり慧敏穎悟えいご英明賢明シャープひらめき察知インスピレーションぴんとぴんと来る鼻が利く感じ取る気が付く

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の虫の知らせの言及

【第六感】より

…五感を超越した感覚の意で,直観,霊感,虫の知らせなどの総称。通常は,意識のうえでは説明困難ななどが働いた時などに多く用いられるが,超感覚的知覚(ESP)を含む場合もある。…

※「虫の知らせ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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