蘭医学(読み)らんいがく

世界大百科事典(旧版)内の蘭医学の言及

【医者】より

…病院の設立や縫合・焼灼法といった新手の療法をもたらしたのである。(3)蘭医学の興隆 道三の実証主義は,江戸中期にいたり,後藤艮山とその学派(古方派)によって発展的に修正された。医療における親試実験が極度に追求された結果,吉益東洞が〈万病一毒説〉をとなえて臨床治療医学を具体化し,山脇東洋は1754年(宝暦4)蘭医学の解剖書をもとに人体解剖を行って五臓六腑説を訂正した。…

※「蘭医学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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