藩臣(読み)はんしん

精選版 日本国語大辞典 「藩臣」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【藩臣】

〘名〙
王室守護となる臣。藩屏(はんぺい)の臣。〔史記‐南越尉佗伝〕
藩主の臣。諸侯家来藩士
※江木鰐水日記‐安政六年(1859)一〇月六日「二人既藩臣、以藩為重、惟藩為是、思万一累藩為大不忠」

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デジタル大辞泉 「藩臣」の意味・読み・例文・類語

はん‐しん【藩臣】

帝室の守護をする臣。藩屏はんぺいの臣。
藩主の臣。諸藩の家来。藩士。

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普及版 字通 「藩臣」の読み・字形・画数・意味

【藩臣】はんしん

諸侯。〔史記、秦始皇紀〕異日、韓王地をれ璽(じ)を效(いた)し、臣と爲らんことをふ。已にしてに倍(そむ)き、趙・魏と合從して秦に(そむ)く。

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