藤本平左衛門(読み)ふじもと へいざえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤本平左衛門」の解説

藤本平左衛門 ふじもと-へいざえもん

?-? 江戸時代前期-中期歌舞伎役者,歌舞伎作者。
親仁方(おやじがた)の役者として名をあげ,のち作者をかねて,元禄(げんろく)16年(1703)ごろから宝永にかけて江戸の名作者のひとりにかぞえられた。生島新五郎のためにかかれた恋愛物がおおい。代表作に「小栗鹿目石(おぐりかなめいし)」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android