藤原基家(読み)ふじわらのもといえ

精選版 日本国語大辞典 「藤原基家」の意味・読み・例文・類語

ふじわら‐の‐もといえ【藤原基家】

鎌倉中期の歌人。良経の子。正二位内大臣に至り、後九条前内大臣と称された。「続古今和歌集」の撰者一人。「石清水若宮歌合」「後鳥羽院遠島御歌合」などに参加した。定家など御子左家歌学とあわず、六条家の歌人と親しくしていた。その歌は「続後撰和歌集以下勅撰集などに見える。また、漢詩にも長じていた。建仁三~弘安三年(一二〇三‐八〇

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デジタル大辞泉 「藤原基家」の意味・読み・例文・類語

ふじわら‐の‐もといえ〔ふぢはら‐もといへ〕【藤原基家】

[1203~1280]鎌倉中期の歌人。良経の子。正二位内大臣。「続古今和歌集」の撰者の一人。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原基家」の解説

藤原基家 ふじわらの-もといえ

九条基家(くじょう-もといえ)持明院基家(じみょういん-もといえ)

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