藤井重夫(読み)フジイシゲオ

デジタル大辞泉 「藤井重夫」の意味・読み・例文・類語

ふじい‐しげお〔ふぢゐしげを〕【藤井重夫】

[1916~1979]小説家兵庫の生まれ。新聞社特派員などを経て執筆活動に入る。「」で直木賞受賞。他に「佳人」「家紋の果」「風紋」など。

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤井重夫」の解説

藤井重夫 ふじい-しげお

1916-1979 昭和時代後期の小説家。
大正5年2月10日生まれ。大阪朝日新聞記者をへて文筆生活にはいる。昭和40年敗戦直後の大阪の町に生きる戦災孤児たちをあたたかい筆致でえがいた「虹」で直木賞をうけた。昭和54年1月17日死去。62歳。兵庫県出身。豊岡商業卒。作品ほかに「佳人」「風紋」など。

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