精選版 日本国語大辞典 「藤井竹外」の意味・読み・例文・類語
ふじい‐ちくがい【藤井竹外】
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
江戸後期の漢詩人。名を啓(けい)、字(あざな)を士開、号を竹外・雨香という。摂津高槻(たかつき)藩(大阪府)の鉄砲奉行(ぶぎょう)を務めたが、少年のころより頼山陽(らいさんよう)の塾に学び、山陽門下中もっとも詩名が高かった。なかでも、七言四句すなわち28字からなる七言絶句を得意とし、清新な叙景詩やロマンチックな叙情詩の小品を多く残した。『吉野』と題された、「古陵の松柏天飈(しょうはくてんぴょう)に吼(ほ)ゆ 山寺春を尋ぬれば春寂寥(せきりょう)たり 眉雪(びせつ)の老僧時に帚(は)くことを輟(や)め 落花深き処(ところ)に南朝を説く」という作はもっとも人口に膾炙(かいしゃ)した。『竹外二十八字詩』(1854)などの詩集がある。
[揖斐 高]
『富士川英郎著『江戸後期の詩人たち』(1973・筑摩書房)』▽『中村真一郎著『頼山陽とその時代』(1971・中央公論社)』
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
(揖斐高)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
1/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
12/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/10 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新