デジタル大辞泉
「藤の衣」の意味・読み・例文・類語
ふじ‐の‐ころも〔ふぢ‐〕【藤の衣】
「ふじごろも」に同じ。
「―の袖しほれはててぞ立ちたりける」〈保元・下〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
ふじ【藤】 の 衣(ころも)
※
方丈記(1212)「ふぢの衣、麻の
ふすま、得るにしたがひて、肌をかくし」
※高光集(994頃か)「たなばたはわたるせもあらじあまのがはふぢの
ころものみてる世なれば」
※夜の
寝覚(1045‐68頃)二「ふぢのころも六ばかりに、紅の
うちたる、
青朽葉の
織物の袿」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報