薩摩人形（読み）サツマニンギョウ

デジタル大辞泉「薩摩人形」の意味・読み・例文・類語

薩摩に伝わる武者人形。紙製の鎧よろいをつけ、両手がなく、鎧の袖に2本の矢をさし、薄板で作った馬にまたがっているもの。車がついている。

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

〘名〙薩摩国（鹿児島県）特産の騎馬武者の人形。慶長の役の時、藩主島津公が連れ帰った朝鮮人によって作り出されたものといい、両手がなく、紙製の鎧(よろい)を着、その鎧の両袖に矢を貫いた武者が、薄い板の馬にまたがったもの。

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...