薄緑(読み)うすみどり

精選版 日本国語大辞典 「薄緑」の意味・読み・例文・類語

うす‐みどり【薄緑】

〘名〙
① 青と緑との中間色の薄い色。
長秋詠藻(1178)中「春霞立ちにけらしな小塩山小松が原のうすみどりなる」
令制で七位の人の袍(ほう)の色。
軍記物語に伝える太刀名称。源氏重代の太刀といい、畠山重忠所用ともいう。
平治(1220頃か)上「うすみどりといふ太刀」

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デジタル大辞泉 「薄緑」の意味・読み・例文・類語

うす‐みどり【薄緑】

薄い緑色。

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