薄畳(ウスダタミ)とは？意味や使い方

デジタル大辞泉「薄畳」の意味・読み・例文・類語

厚みの少ない畳。宮殿の敷物として春と夏に用いた。のちの薄縁うすべり。

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〘名〙薄い畳。宮殿の置き畳として、春、夏に用いた。うすべり。薄帖(うすじょう)。⇔厚畳。

※延喜式（927）五「年料供物〈略〉両面端帖(たたみ)三枚。短帖一枚。縁端帖十枚已上秋冬料春夏料亦如_レ是。

為_二薄帖_一」

※随筆・松屋筆記（1818‐45頃）三八「薄畳并うすべりといふ敷物、今の世うすべりといふはいにしへの薄畳(ウスダタミ)也。今のたたみはいにしへの厚畳(あつだたみ)といへり」

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