薄機(読み)うすはた

精選版 日本国語大辞典 「薄機」の意味・読み・例文・類語

うす‐はた【薄機】

〘名〙 =うすもの(薄物)
書紀(720)推古一六年八月(岩崎本訓)「五色(いつくさ)綾羅(ウスハタ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「薄機」の意味・読み・例文・類語

うす‐はた【薄機/薄×繒】

薄物1」に同じ。
佐保姫の織りかけさらす―の霞たちきる春の野辺かな」〈古今六帖・五〉

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