精選版 日本国語大辞典 「薄寒」の意味・読み・例文・類語
うそ‐さむ【薄寒】
① なんとなく寒く感じられること。また、そのさま。
うすら‐さむ・い【薄寒】
〘形口〙 うすらさむ・し 〘形ク〙 (「うすらざむい」とも) 少し寒さを身に感じる。なんとなく寒々とした感じである。うすさむい。うそさむい。
※義血侠血(1894)〈泉鏡花〉八「おお、薄(ウス)ら寒(サム)くなって来た」
※明暗(1916)〈夏目漱石〉五七「薄(ウス)ら寒(サム)い感じが心細い気分を抱擁し始めた」
うす‐さむ・い【薄寒】
〘形口〙 うすさむ・し 〘形ク〙 (「うすざむい」とも) 少し寒さを身に感じる。なんとなく寒々とした感じである。うすらさむい。うそさむい。
うすさむ‐さ
〘名〙
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