デジタル大辞泉
「蕭寥」の意味・読み・例文・類語
しょう‐りょう〔セウレウ〕【×蕭×寥】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりとして、もの寂しいさま。
「―とした共同墓地に、凩が吹き荒んで」〈徳永・太陽のない街〉
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しょう‐りょう セウレウ【蕭寥】
〘形動タリ〙 ひっそりとして静かなさま。さびしく物悲しいさま。
※
草枕(1906)〈
夏目漱石〉三「しとやかに行き、しとやかに帰る
振袖の影は、〈略〉重き空気の中に蕭寥と見えつ、隠れつする」 〔
孟郊‐溧陽秋霽詩〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報