蕪詞(読み)ぶし

精選版 日本国語大辞典 「蕪詞」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐し【蕪詞】

〘名〙 (「蕪」は雑の意) みだれいりまじっていることば。乱雑なことば。また、自分言文をへりくだっていう語。蕪辞
田氏家集(892頃)上・奉餞紀大夫累出判肥、聊因詩酒「蕪詞願我廻青眼、濁酒留君表血誠」 〔桃花扇‐偵戯〕

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