精選版 日本国語大辞典 「蔟・蚕簿」の意味・読み・例文・類語 ま‐ぶし【蔟・蚕簿】 〘名〙 蚕に繭を形成させるのに都合がよいように作った蚕具。わら、針金、割竹などで波形にしたもの、わらと割竹で網目状にしたもの、板紙で区切ったものなど。蚕は、糸を吐いてこれにからげ、しだいに繭をつくる。えびら。《季・夏》 〔幼学読本(1887)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報