精選版 日本国語大辞典 「蒼」の意味・読み・例文・類語
そう サウ【蒼】
〘名〙 (形動タリ)
① 深い青色。緑がかった青い色。また、そのような色であるさま。
※菅家後集(903頃)五言自詠「万事皆如レ夢、時時仰二彼蒼一」
※花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉六三「顔色蒼として青く朱唇変じて白唇となり」
② 頭髪の白いさま。しらがであるさま。
※宕陰存稿(1867)三・送安井仲平東游序「齢垂二五十一、俛焉刻厲、不レ知二頭之将一レ蒼。此豈今世之士哉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報