蒼生（読み）そうせい

精選版 日本国語大辞典

そう‐せい サウ‥【蒼生】

〘名〙 一般の人々。たみ。国民。人民。青人草(あおひとぐさ)。

※行基大僧正墓誌（高瀬氏蔵）‐天平二一年（749）三月二三日「是以_二天下蒼生_一、上及_二人主_一」

※平家（１３Ｃ前）七「蒼生を利せんがために」 〔書経‐益稷〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

そう‐せい〔サウ‐〕【^×蒼生】

多くの人々。人民。あおひとぐさ。蒼氓そうぼう。
[類語]国民・人民・公民・市民・万民ばんみん・四民・臣民・同胞・国人くにびと・国民くにたみ・民たみ・民草たみくさ・億兆おくちょう・蒼氓そうぼう・赤子

出典　小学館

普及版 字通

【蒼生】そう（さう）せい

人民。〔晋書、王衍伝〕山濤～之れ（王衍）をりて曰く、何物の老嫗ぞ、馨(ねいけい)（かくの如き）兒を生める。然れども天下生をるは、未だ必ずしも此の人に非ずんばあらずと。

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出典　平凡社「普及版 字通」