葬送(読み)ソウソウ

デジタル大辞泉 「葬送」の意味・読み・例文・類語

そうそう【葬送】[書名]

平野啓一郎長編小説。19世紀フランスを舞台に、音楽家ショパンと画家ドラクロワ交流を描く。第1部は平成12年(2000)と13年(2001)、いずれも雑誌「新潮」に掲載。単行本は平成14年(2002)、書き下ろしの第2部を加え2冊で刊行された。著者のデビュー作「日蝕」、続く「一月いちげつ物語」とあわせ、ロマンチック三部作と呼ばれる。

そう‐そう〔サウ‐〕【葬送】

[名](スル)遺体を葬るために墓所まで送ること。のべおくり。送葬。「葬送する行列」
[補説]書名別項。→葬送
[類語]葬儀葬式葬礼弔い本葬密葬仮葬

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葬送」の意味・読み・例文・類語

そう‐そう サウ‥【葬送】

〘名〙 遺体を葬るため墓所まで送ること。のべおくり。送葬。
※廬山寺文書‐天祿三年(972)五月三日・天台座主良源遺告「一葬送事 墓地自可点」
※源氏(1001‐14頃)蜻蛉「御さうそうの事は、殿に事のよしも申させ給ひて」 〔後漢書‐陳忠伝〕

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普及版 字通 「葬送」の読み・字形・画数・意味

【葬送】そうそう

葬儀。

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