葬儀/告別式(読み)ソウギ/コクベツシキ

とっさの日本語便利帳 「葬儀/告別式」の解説

葬儀/告別式

葬儀告別式の式次第は、仏教キリスト教神道などの宗教宗派の違いによってまちまちである。日取りの相談から火葬場手配など、僧侶葬儀社と打ち合わせて決めるよりほかない。近年はあいまいにされているが、本来、葬儀と告別式は性格の違ったものである。葬儀は親族が中心になって営むもの。そして、葬儀は基本的には宗教行事として営まれる。一方、告別式は、基本的には故人を追悼する会であって、故人が生前に属していた集団(会社や学校など)が主催して行うものである。したがって、こちらの方は無宗教であっていいし、遺族が出席してもしなくてもいい。けれども、近年では葬儀と告別式をワンセットにして行っている。

出典 (株)朝日新聞出版発行「とっさの日本語便利帳」とっさの日本語便利帳について 情報

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