葦鴨の(読み)アシガモノ

デジタル大辞泉 「葦鴨の」の意味・読み・例文・類語

あしがも‐の【××鴨の】

[枕]群れ飛ぶ意から「うちむれ」にかかる。
「―うちむれてこそわれは来にけれ」〈土佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葦鴨の」の意味・読み・例文・類語

あしがも‐の【葦鴨の】

葦辺にすむ鴨が群がる習性があるところから「うち群(む)る」にかかる。
土左(935頃)承平四年一二月二七日「惜しと思ふ人やとまるとあしがものうちむれてこそ我は来にけれ」

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