葛衣(読み)くずぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「葛衣」の意味・読み・例文・類語

くず‐ぎぬ【葛衣】

左経記‐長元元年(1028)正月三日「馬頭助闕腋浅沓、樋螺鈿、葛衣、伊知比脛巾、布帯次第如例」

かつ‐い【葛衣】

〘名〙 葛(くず)繊維で織った、一重衣類。軽く涼しいので、夏に着る。
菅家文草(900頃)三・寒早十首「葛衣冬服薄、蔬食日資貧」 〔韓非子‐五蠧〕

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