葉末（読み）はずえ

精選版 日本国語大辞典

は‐ずえ ‥ずゑ【葉末】

〘名〙

① 葉の先。葉の先端。

※宇津保（970‐999頃）俊蔭「葉ずゑこそ秋をも知らめ根を深みそれみち芝のいつか忘れん」

② 転じて、子孫をいう。

※浄瑠璃・傾城酒呑童子（1718）一「武士の身なれ共、桓武天皇の御はずゑ」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

は‐ずえ〔‐ずゑ〕【葉末】

１ 葉の先。葉の先端。
２ 子孫。末裔。
「桓武天皇の御―」〈浄・傾城酒呑童子〉
[類語]葉・木の葉・枝葉・草葉・葉っぱ・押し葉・葉身・葉脈・葉柄・托葉・苞・単葉・複葉・葉序・双葉・若葉・若緑・新緑・万緑・青葉・紅葉こうよう・紅葉もみじ・黄葉・照り葉・落ち葉・落葉・枯れ葉・朽ち葉・病葉わくらば・松葉

出典　小学館