葉巻蛾(読み)ハマキガ

デジタル大辞泉 「葉巻蛾」の意味・読み・例文・類語

はまき‐が【葉巻×蛾】

鱗翅りんし目ハマキガ科の昆虫総称。小形で、前翅は角ばって長方形か台形をなす。幼虫は葉を巻いたりして中にすむ。チャ・ツバキにつくチャハマキカシなどにつくビロードハマキクリの実に潜るクリミガなどがある。

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精選版 日本国語大辞典 「葉巻蛾」の意味・読み・例文・類語

はまき‐が【葉巻蛾】

〘名〙 ハマキガ科に属するガの総称。はねの開張一~五センチメートルの小形で目立たない種が多い。成虫夕方に飛ぶものが多いが灯火にもよく飛来する。静止さいははねを重ねてとまり、鐘形を呈する。幼虫は淡緑色で種々の葉を巻いて中にすみ、夜活動して葉を食害する。リンゴオオハマキ・チャノハマキなど園芸・農業上の害虫となるものが多い。日本には約五七〇種が分布する。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「葉巻蛾」の解説

葉巻蛾 (ハマキガ)

動物。ハマキガ科の昆虫の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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