葉巻虫(読み)ハマキムシ

デジタル大辞泉 「葉巻虫」の意味・読み・例文・類語

はまき‐むし【葉巻虫】

植物の葉を巻いてその中にすむ虫。ハマキガ幼虫など。 夏》「―葉に糸吐きて身をとざす/節子」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葉巻虫」の意味・読み・例文・類語

はまき‐むし【葉巻虫】

〘名〙 植物の葉を巻いて中にすむ習性をもつ昆虫の幼虫の総称。ハマキガ・セセリチョウなどの幼虫の類。《季・夏》
生々流転(1939)〈岡本かの子〉「葉巻き蟲が巣を作った恰好でうたた寝をしてゐました」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android