萩原 タケ(読み)ハギワラ タケ

20世紀日本人名事典 「萩原 タケ」の解説

萩原 タケ
ハギワラ タケ

明治〜昭和期の看護婦



生年
明治10(1877)年

没年
昭和11(1936)年5月27日

出生地
東京・西多摩

経歴
明治26年日本赤十字社看護婦となり、日清、日露北清事変、シベリア事変などで負傷者の救護につくす。その間、42年ロンドンでの42年万国看護婦大会に日本代表として出席、大正2年にはドイツへ、昭和4年にはカナダに赴いた。のちに日本赤十字社病院看護婦監督、日本看護婦協会会長の重責を果たすなど、終生を赤十字事業に献身。全国看護婦の母といわれた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android