(読み)すすおり

精選版 日本国語大辞典 「菹」の意味・読み・例文・類語

すすおり すすほり【菹】

〘名〙 野菜塩漬けにすること。また、その塩漬けの菜。すすぼり。〔新撰字鏡(898‐901頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【すし(鮓∥鮨)】より

…鮓(さ)の方は,《説文解字》は〈蔵魚〉,つまり魚の貯蔵品だとしている。また,2世紀末の《釈名(しやくみよう)》は鮓を〈菹(しよ)〉,つまり漬物であると定義し,塩と米飯で魚を醸して菹とし,熟してのち食べるといっている。以上のように,古代中国では鮨と鮓とは別物として区別されていたようである。…

※「菹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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