菅野温泉(読み)かんのおんせん

日本歴史地名大系 「菅野温泉」の解説

菅野温泉
かんのおんせん

[現在地名]河東郡鹿追町字然別峡

然別しかりべつ峡にある温泉。大雪山国立公園南東部に位置し、南東七キロに然別湖がある。温泉宿は一軒。泉質は含ホウ酸重曹食塩泉など七種。無色透明泉温は場所により摂氏約三五度から七八度である。適応症は慢性関節リウマチ・創傷・慢性皮膚炎など。明治四四年(一九一一)本郷兵吉が温泉使用権の許可を受け、大正年間に温泉宿を開業したのが始まり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android