普及版 字通 「莞(漢字)」の読み・字形・画数・意味
莞
人名用漢字 10画
(旧字)
11画
(異体字)
16画
[字訓] いのむしろ・わらう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は完(かん)。〔説文〕一下に「艸なり。以て席を作るべし」とあり、草(いぐさ)をいう。またに作り、〔説文〕一下に「夫(ふり)なり」とするが、〔爾雅、釈草〕に「は離(ふり)なり」とあり、同字異文とみてよい。
[訓義]
1. い、いぐさ、まるがま。
2. いのむしろ、むしろ。
3. と通じ、わらうさま、わらう。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 大井(おほゐ)、、加万(かま) 〔和名抄〕 語抄に云ふ、於保井(おほゐ) 〔立〕 オホヰ・カマ・ヒユ・ニヲウ(ワラフ)
[熟語]
莞▶・莞▶・莞爾▶・莞衽▶・莞席▶・莞然▶・莞▶・莞▶
[下接語]
莞・一莞・下莞・草莞・平莞・編莞・莞
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報