荼枳尼天曼荼羅(読み)だきにてんまんだら

世界大百科事典(旧版)内の荼枳尼天曼荼羅の言及

【荼枳尼天】より

…京都上京区に今も残る福大明神町の名はこの社に由来するという。もともと荼枳尼天は狐と関係ないが,荼枳尼天を狐精とする《吒枳尼陀利王経》が偽撰され,近世の荼枳尼天曼荼羅では,狐に乗った天女の姿で描かれるようになった。こうした福神化の過程で,荼枳尼天は同じ福神の宇賀神や弁才天と同一視され,さらには稲荷神と同体とも説かれるようになった。…

※「荼枳尼天曼荼羅」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android