荷担(読み)カタン

デジタル大辞泉 「荷担」の意味・読み・例文・類語

か‐たん【荷担/加担】

[名](スル)
他人荷物を背負うことから》力添えをすること。仲間になること。「犯行に―する」
荷物を背負うこと。になうこと。
三種神器を自ら―して」〈太平記一八
[類語]助長助ける

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「荷担」の意味・読み・例文・類語

に‐かつぎ【荷担】

〘名〙 荷物をかついで運搬すること。また、その人。荷負い。荷物かつぎ。荷物持ち。
※文明田舎問答(1878)〈松田敏足〉学校土百姓や荷かつぎの児童(こども)をとらへて」

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普及版 字通 「荷担」の読み・字形・画数・意味

【荷担】かたん

かつぐ。背には担という。〔後漢書、丁鴻伝〕鴻、年十三、桓榮に從つて歐陽書を受く。~論を善くし、と爲る。篤志布衣擔して、千里しとせず。

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