(読み)けい

精選版 日本国語大辞典 「荊」の意味・読み・例文・類語

けい【荊】

[1] 〘名〙 鞭(むち)。しもと。
小学読本(1874)〈榊原那珂稲垣〉五「我を鞭ち賜へと背に荊を負ひ相如の家に徃きて罪を謝し」
[2]
[一] 荊山のこと。
[二] 荊州のこと。
[三] 中国、楚の国の異称

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「荊」の意味・読み・例文・類語

けい【荊】[漢字項目]

[音]ケイ(漢) [訓]いばら
とげのある木の総称。いばら。「荊冠荊棘けいきょく
自分の妻の謙称。「荊妻・荊婦」
[補説]「荆」は正字
難読荊棘いばら

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「荊」の解説

荊 (イバラ・ウバラ;ウマラ;ムバラ)

植物。刺のある小木の総称,またはバラ科バラ属の小低木の総称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android