精選版 日本国語大辞典 「草結」の意味・読み・例文・類語
くさ‐むすび【草結】
〘名〙
① 草を結ぶこと。道しるべなどのために草を結んでおくこと。
② 粗末な小屋を作り生活すること。
③ 他の人に先んじて物事をはじめること。草わけ。草創。
④ 男女間の約束をすること。縁結び。
※雑俳・軽口頓作(1709)「つまったる・銀が心中の草結び」
⑤ =くさあわせ(草合)
※俳諧・信徳十百韻(1675)「子ども四五人木の葉かく見ゆ 草むすひしめじ松茸つなぎまぜ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報