草摺長（読み）クサズリナガ

デジタル大辞泉「草摺長」の意味・読み・例文・類語

［形動ナリ］鎧よろいの草摺を長く垂らして着ているさま。
「黒糸威をどしの大荒目の鎧の一枚交なるを、―にゆり下し」〈盛衰記・一五〉

出典　小学館デジタル大辞泉について　情報 | 凡例

〘名〙 (形動) 大鎧(おおよろい)の草摺をたっぷりと見せるように着ること。また、そのさま。→草摺短(くさずりみじか)。

※平家（１３Ｃ前）二「黒革威(をどし)の鎧の、大荒目にかねまぜたるを、草摺長に着なして」

出典　精選版日本国語大辞典精選版日本国語大辞典について　情報

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...