草千里(読み)くさせんり

精選版 日本国語大辞典 「草千里」の意味・読み・例文・類語

くさせんり【草千里】

熊本県北東部、阿蘇山中央火口丘烏帽子岳の北西方にひろがる草原。夏は放牧場、冬はスキー場となる。草千里ケ浜。千里ケ浜。

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デジタル大辞泉 「草千里」の意味・読み・例文・類語

くさせんり【草千里】

熊本県、阿蘇山の中央火口丘の一。烏帽子えぼし岳北斜面の火口跡。草原をなし、牛馬の放牧場になっている。草千里ヶ浜千里ヶ浜

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百科事典マイペディア 「草千里」の意味・わかりやすい解説

草千里【くさせんり】

熊本県阿蘇山中の草原。草千里ヶ浜,千里ヶ浜とも。烏帽子(えぼし)岳と杵島(きじま)岳の間の標高1140mの地にある直径約1kmの二重火口跡で,低い火口壁に囲まれる。牛馬の放牧に利用。阿蘇観光の一中心でスキー場にもなる。
→関連項目阿蘇くじゅう国立公園

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事典 日本の地域遺産 「草千里」の解説

草千里

(熊本県阿蘇市草千里ヶ浜)
美しき日本―いちどは訪れたい日本の観光遺産指定の地域遺産。

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世界大百科事典(旧版)内の草千里の言及

【阿蘇山】より

…南郷谷は南阿蘇有料道路で阿蘇山上と結ばれているが,観光の面では南郷谷側は阿蘇谷側と比べて裏通り的な性格をもつ。
[千里ヶ浜]
 草千里ヶ浜,草千里ともいう。阿蘇山西部の烏帽子岳北側中腹に側火山の形で付随している二重火口。…

※「草千里」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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