草刈(読み)クサカリ

デジタル大辞泉 「草刈」の意味・読み・例文・類語

くさ‐かり【草刈(り)】

草を刈ること。また、草を刈る人。 夏》「―のこころに眠る田水光/竜太」
[類語]除草草取り草むしり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草刈」の意味・読み・例文・類語

くさ‐かり【草刈】

[1] 〘名〙
① 草を刈ること。また、その人。《季・夏》
※宇津保(970‐999頃)忠こそ「上下のくさかり、牛飼ひまで飽き満たせてあらせむ」
② (草刈鎌の形に似ているところから) 鹿の角の枝。
平家(13C前)九「鹿(か)の角の一二のくさかりをば、たやすうひっさきけるとぞ聞えし」
[2] 謡曲四番目物。「横山(よこやま)」の別名

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android