草の庵(読み)クサノイオリ

デジタル大辞泉 「草の庵」の意味・読み・例文・類語

くさ‐の‐いおり〔‐いほり〕【草の×庵】

草ぶきの簡素なすみか。草庵そうあん。くさのいお。
「わが袖は―にあらねども暮るれば露のやどりなりけり」〈伊勢五六

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「草の庵」の意味・読み・例文・類語

くさ【草】 の 庵(いおり・いお)

草ぶきの粗末で小さな住まい。わびずまい。草庵(そうあん)。草の仮庵
伊勢物語(10C前)五六「わが袖は草の庵にあらねども暮るれば露のやどりなりけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android