茶殻(読み)ちゃがら

精選版 日本国語大辞典 「茶殻」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐がら【茶殻】

〘名〙
① 茶をいれたあとのかす。茶かす。
浮世草子日本永代蔵(1688)四「此利助、俄に乱人となりて、我と身の事を国中に触まはり、茶(チャカラ)(チャカラ)と口をたたけば」
※雑俳・柳多留‐九(1774)「くらやみに茶がら捨るを待て居る」
② ハゼ科の海魚。体長約九センチメートルに達し、キヌバリに似るが、体色は淡褐色地色に、八条の淡色横帯がある。ハゼ科の魚にしては珍しく群れをなして中層をゆっくり泳ぐ。多量に漁獲され、ブリ生き餌にすることがある。本州中部以西の磯にすむ。

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デジタル大辞泉 「茶殻」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐がら【茶殻】

茶をいれた残りかす。茶かす。
[類語]ごみ塵芥ちりあくた塵芥じんかい藻屑がらくたスクラップ生ごみ紙屑おが屑食べ滓微塵綿埃砂埃土埃砂煙土煙煤埃

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茶殻」の解説

茶殻 (チャガラ)

動物。ハゼ科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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