茶屋(岡山県)(読み)ちゃや

日本大百科全書(ニッポニカ) 「茶屋(岡山県)」の意味・わかりやすい解説

茶屋(岡山県)
ちゃや

岡山県南部、倉敷市の一地区。旧茶屋町。宝永(ほうえい)年間(1704~1711)の干拓地で、金毘羅(こんぴら)往来の中継地、また汐入(しおいり)川の川湊(かわみなと)として茶屋が多く集まり繁栄したのが地名のおこり。現在、畳表・花莚(はなむしろ)製造、織物工業などの中小工業が多い。JR瀬戸大橋線茶屋町駅がある。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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