茫茫頭(読み)ぼうぼうがしら

精選版 日本国語大辞典 「茫茫頭」の意味・読み・例文・類語

ぼうぼう‐がしら バウバウ‥【茫茫頭】

[1] 〘名〙 髪の毛の乱れてばさばさしている頭。転じて、花などが咲き乱れているさまなどのたとえ。
※虎寛本狂言茫々頭(室町末‐近世初)「都には所はなきか菊の花、ぼうぼうがしらに咲ぞ乱るる」
[2] 狂言「菊の花」の別名大蔵流で用いる。

ぼぼう‐がしら ボバウ‥【茫茫頭】

〘名〙 「ぼうぼうがしら(茫茫頭)」の変化した語。
※虎明本狂言・茫々頭(室町末‐近世初)「都にも 所はなきか菊の花 ぼぼうがしらに咲きぞ乱るる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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